近年、化粧品のCMなどでもよく耳にするようになった成分、「プラセンタ」。
肌に良さそう…といった印象はあるものの、どんな効果が期待できるのでしょうか。
そこで、今日は気になるプラセンタの効果について解説します。
「プラセンタ」とは?
そもそも「プラセンタ」とは、「哺乳動物の胎盤」のことです。
この胎盤からエタノールで抽出し、化粧品などに配合しているのが「プラセンタエキス」です。
哺乳動物の胎盤には、赤ちゃんを育てる複数の必須アミノ酸や豊富な栄養素が含まれています。
野生の哺乳類動物が、出産後に排出された自分の胎盤を食べる事はよく知られています。
これは自身の身体を回復させるための本能的な行為とも言われています。
医療現場においてプラセンタは、免疫力向上、細胞の活性化を促す効果も期待されています。
肝機能の改善・アトピー性皮膚炎・更年期障害といった疾病の治療にも用いられてきました。
プラセンタが注目されてきた歴史は古く、日本では第二次大戦末期頃と言われています。
当時、プラセンタを含んだ「経口栄養剤」が開発され、母乳分泌不全・新生児の死亡率改善に用いられたそうです。
プラセンタエキスのメリット
プラセンタは、美容面でも健康面でもさまざま効果をみることができます。
今回は美容面で期待できるメリットについて詳しく見ていきましょう。
メリット1:肌のハリ・弾力の維持
プラセンタは、肌の奥の部分にあたる真皮層に存在する線維芽細胞の増殖を促します。
それにより、肌の「ハリ・弾力の維持」にも繋がります。
…どういうことでしょう?
三大美肌成分と言われるコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンは真皮に存在して皮膚にしっかり水分を与えています。
この成分が不足すると皮膚の水分がなくなりハリや弾力性を失うばかりか、シワも増えます。
りんごを思い浮かべてください。
もぎたての水分がたっぷりのりんごは硬くて皮もしっかりしていますね。
一方の水分が失われたりんごはシワだらけになってしまいます。
さて、三大美肌成分はその分子が大きすぎて肌に塗っても真皮の部分にまで浸透しません。
また、食べたり飲んだりすることによっても補給できません。
このように摂取しても一度アミノ酸に分解されて吸収されるからです。
つまり、コラーゲンなどそのままのカタチでは体に吸収されないのです。
真皮の線維芽細胞は、コラーゲンなどの三大美肌成分を作り出します。
そうです、外から塗っても食べても補給できないコラーゲンなどを生成する力があるのです。
ただ、この線維芽細胞は加齢などにより20歳代後半から増殖能力が低下すると言われています。
プラセンタはこれらの三大美肌成分を直接生成する機能は持っていませんが、
持ち前の浸透力で真皮まで到達して線維芽細胞を活性化するのです。
おわかりいただけましたでしょうか?
メリット2:抗酸化作用
プラセンタには、「抗酸化作用」も期待できます。
抗酸化作用とは、体や肌を錆び付かせて老化の原因となる活性酸素を除去し、活性酸素によって傷ついた細胞を修復する働きのことです。
プラセンタの抗酸化作用により、老化現象のたるみやシワなどの予防へと繋がっていくのです。
そもそも胎盤(=プラセンタ)は胎児を酸化から防御していることから、プラセンタには極めて強い抗酸化作用が期待できますね。
メリット3:しみ予防
プラセンタは、しみ予防にも効果があり、医薬部外品の美白有効成分として認められています。
「しみ」は皮膚の中にメラニンが蓄積されて色素が沈着した状態をいいます。
プラセンタは、メラニン蓄積の原因となるDHICA(ディーカ)やチロシナーゼといった物質の働きをブロックすると言われています。
メリット4:保湿や健康効果など
プラセンタには、「保湿効果」への期待も高まっています。
潤いを与え皮膚を柔らかくする作用があるとされる遊離アミノ酸が豊富に含まれています。
ただ、保湿効果だけを期待するのでしたら、別に高価なプラセンタでなくても良いと思います。
プラセンタプラスその他の保湿成分がたっぷり入ったものがベストと言えますね。
また、プラセンタは、健康面でも非常に効果が期待されています。
更年期障害や肝臓の機能改善においては厚生労働省によってその効果が認めれているほどです。
このような治療目的の場合は、「プラセンタ注射」を行うことが一般的となっています。
医療行為ですので、ここでは触れません。
プラセンタの素晴らしさはこちらの記事でも。
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*まとめ*
いかがでしたでしょうか?
今回はプラセンタについて、詳しく解説してきました。
スキンケアアイテムとして、今後どうなっていくのかとても楽しみですね!
プラセンタに興味のある方は、これから積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか?