抜け毛、うす毛、切れ毛、白髪などなど…
年齢を重ねるごとに髪の悩みが増えてきたという方は多いのではないでしょうか?
今回はそんな大人女性の救世主「頭皮美容液」についてご紹介していきます。
頭皮美容液には養毛効果が期待できるというが、その理由や発毛のメカニズム、
そして頭皮美容液の選び方・使い方などを一挙にご紹介します!
頭皮美容液って何?
「頭皮美容液」は、頭皮ケアに特化した“頭専用の美容液”です。
とは言え、頭皮も顔の肌も基本的に構造は同じ皮膚です。
でも、両者には大きな違いがあります。そうです、頭にあって顔にないものは毛髪です。
その毛髪がふさふさと若々しく健康的であるかどうかが美容的には最大のポイントです。
極端に言うと、頭皮がシワだらけでも、黒々とツヤのある毛がふさふさしていれば良いのでは……
と考えますよね。確かにその通りかも…
でも、実際には、乾燥したダメージ肌や老化した皮膚に健康な髪は宿らないのです。
これは、やせた土壌には美味しい野菜が育たないのと同じ……そう言われると納得しませんか。
頭皮美容液の役割は頭皮プラス毛髪に作用して両方を若々しく健やかに保つことなのです。
弾力性があって抜け毛が少ない、潤いがあってフケや痒みが出ない、黒い髪がふさふさ……
こういう状態こそが”若々しく健やか”だといえますよね。
数多の頭皮美容液が出まわっていますが、頭皮と毛髪の両方をケアできるものがオススメです。
育毛剤と頭皮美容液の違い
ここでいわゆる「育毛剤」と「頭皮美容液」の違いをみておきましょう。
薬機法上の定義として、「医薬品」や「医薬部外品」に当たるのが育毛剤です。
一方、頭皮美容液は薬機法上の分類は「化粧品」になります。
医薬品は病気の治療や予防に使われ、医師の指導で処方されます。
その分、効き目が強い反面、身体への作用も大きいので、使用回数などが厳しく規制されます。
医薬部外品は医薬品と化粧品の中間にあり、処方箋なしでドラッグストアなどで手に入ります。
医薬部外品の認可申請取得には様々な条件が課されていることから費用も時間もかかります。
医薬部外品は厚生労働省が認可した有効成分が配合され、効果効能を表示することが出来ます。
化粧品はそれらの有効成分を配合していても効果効能を表示することが認められませんが、
以下のように定義される化粧品は、病気の予防や治療とは異なり、もっとも手軽に使えます。
定義:「身体を清潔にし、美化し、魅力を増し、・・皮膚や毛髪を健やかに保つために使用されるもの」
こうしてみると、化粧品は医薬部外品よりも劣っているような印象があります。
しかしながら、使用する目的やニーズなどによるので単純な優劣比較はできません。
薬機法上の分類にとらわれず、商品に配合されている成分の期待される効能をチェックして、
自分のニーズにあったものを選ぶことが大切です。
私は、「美髪は健康な頭皮に宿る」という信念のもと、
薄毛や抜け毛など髪の問題は、ほぼ頭皮のケアで解消すると信じています。
頭皮環境を改善し、血行を促進して毛髪に栄養を与えれば、毛髪も元気になるということです。
ただし、病気が原因と思われる場合は医師に相談して医薬品の力を借りるべきでしょう。
発毛のメカニズム〜頭皮の血行促進がカギ
頭皮の血行を良くすることは発毛や育毛にとって大変重要です。
発毛のメカニズムからその理由を探りましょう。
髪の根の部分(毛球)は、頭の毛細血管に繋がっています。毛細血管が、髪の一番根元にある「毛母細胞」という細胞に血液と一緒に栄養を送ることで髪が発育します。
この毛細血管の血液量が低下すれば当然髪の発育に必要な栄養素が十分に行き届かなくなり、髪が細くなったり抜け落ちたりしてしまう、というわけです。
逆に言えば、この血の巡りを良くすれば発毛に大切な栄養が送られる、ということ。
その血の巡りを促進してくれるのが頭皮美容液や、育毛剤と呼ばれる製品です。
頭皮美容液を使うときに頭皮のマッサージをプラスすれば血行促進効果は倍増します。
もちろん、血の巡りを良くするだけで発毛や育毛が叶うわけではありません。
血行促進効果のある成分が入っているだけで、発毛や育毛の効果があるのではなく、
毛髪が宿る頭皮の環境、特に真皮層の保湿状態をよくして髪が育ちやすくすることが大切です。
「フサフサの髪を手に入れたい」ならまず気にすべきは、頭皮環境の改善を心がけましょう。
頭皮美容液の使い方
頭皮美容液はお風呂上りに付けるのが一番効果を発揮しやすいと言われています。
シャンプーで頭皮の汚れを洗い流した後は、清潔な状態で成分を行き渡らせることができ、お風呂で温められた頭皮の毛穴にしっかりと入り込んでくれるからです。
このとき、指の腹全体を使って優しく頭皮マッサージをすることでさらに美容液の効果を実感しやすくなります。
使用する頻度や1回当たりの適量は製品によっても違うため、使用する前に確認しましょう。
頭皮美容液のタイプ〜悩みに合わせて選ぼう!
頭皮美容液には期待される効果によって様々なタイプがあります。
また、これらのタイプを併せ持つハイブリッド型のものもあります。
あたなのお探しのタイプはどれですか?
A【保湿系】 | 頭皮の乾燥や髪のパサつきが気になる方」…【保湿系】 |
おすすめ成分 | セラミド、グリセリン、プラセンタエキス、リンゴ酸幹細胞エキスなど |
B【殺菌・抗炎症系】 | 痒みやフケが気になる方 |
おすすめ成分 | ソメイヨシノ葉エキス、グリチルリチン酸2K、ダイズ種子エキスなど |
C【ボタニカル系】 | 頭皮のニオイ、皮脂が気になる方 |
おすすめ成分 | ソメイヨシノ葉エキス、柿タンニン、茶葉エキス、ローズマリー葉エキスなど |
D【血行促進系】 | うす毛・抜け毛が気になる方 |
おすすめ成分 | センブリエキス、アカヤジオウ根エキス、ピディオキシジルなど |
E【アンチエイジング系】 | 白髪が気になる方 |
おすすめ成分 | プラセンタエキス、リンゴ酸幹細胞エキスなど こちらの記事も |
最低3ヶ月は続けてみよう
頭皮美容液を選ぶときの注意点は、自身が期待する効能だけでなく、続けやすいかどうかです。
頭皮美容液は使い始めてすぐに期待した効果が得られるものではありません。
少なくとも3ヶ月以上は継続使用が望まれます。
だから、「続けやすい」商品を選ぶことがとても大切です。
「続けやすい」とは、ボトルの形状などの使いやすさであったり、使用感であったりします。
そして、何と言ってもお値段が手頃でなければいけません。
私のおすすめ
私のこだわりは、
- 血行促進効果が期待できる生薬成分が入っていること、
- 頭皮の保湿とアンチエージングケアが期待できる成分が配合されていること、
- サッパリした使用感が味わえること、
- 予算的には1ヶ月3000円くらい。
配合成分、使用感、そして予算の観点から、私のイチオシはこれです!
「美髪は健康な頭皮に宿る」をコンセプトに開発された養毛剤配合のスカルプセラム(頭皮美容液)です。美容液成分として、国産豚プラセンタエキス、リンゴ酸幹細胞エキス、その他5つの保湿成分を配合。養毛成分として、センブリエキス、アカヤジオウ根エキス、ピディオキシジルなどの血行促進・毛根刺激作用成分を配合しています。
サクラピンク、プラセンタ・スキンケアシリーズで培った美肌スキンケア技術で頭皮頭髪のケアをサポートする商品です。頭皮の保湿はもちろん、エイジングケア、血行促進・血管拡張・毛根刺激効果も期待できます。
∗まとめ∗
今回は、頭皮美容液がうす毛・抜け毛に効果があるとされる理由や、使い方などについてご紹介しました!
頭皮美容液の選び方として重要なのは…
◎血行促進だけでなく頭皮環境を改善する成分が入っている
◎頭皮美容液の効果を上げるために同時に頭皮マッサージをすること
◎継続して使用すること、それが可能な商品であること
ということ、簡単です。皆さんも頭皮ケアをして美しい髪を手に入れましょう!