生えぎわ、分け目、つむじ周辺に白髪が目立つのはなぜ? ~ 紫外線による活性酸素対策と保湿で頭皮環境を改善し健康な髪を

あれ、ここにも…ここもだあ・・・

白髪が出てきた頃、はじめは1本見つけては抜いたりしていません(でした)か

その後、どのように白髪が増えたかちょっと思い出してみましょう。

生えぎわや分け目の白髪が目立つとお悩みの方は少なくないでしょう。

それは見えやすい、目だちやすい場所ということもありますが、それだけではなさそうです。

生えぎわや分け目の部分は他にエリアに比べて白髪になりやすいのです。

それは紫外線との関わりが大きいのです。

それでは、白髪ができる原因にうち紫外線について取り上げ、問題解決についてご紹介します。

毎日の簡単なケアで、これ以上白髪を増やさない、そして減らすことにチャレンジしましょう。

ポイントはズバリ正しい「頭皮ケア」です。超簡単です。

後で「頭皮ケア」のオススメアイテムもご紹介しますので、どうか最後まで読んでください。

白髪になるメカニズムと原因

 


最初に、白髪の構造について説明します。

毛髪の色が失なわれた状態が白髪ですが、その色は毛根の細胞が作り出すメラニン色素です。

このメラニン色素が様々な原因でなくなることで白髪が増えます。

例えば、次のようなものが白髪の原因として考えるられます。

  • 加齢
  • 遺伝的要素
  • ストレス:紫外線など外的要因、精神的・心理的要因
  • 食生活のみだれによる栄養の偏り
  • 出産
  • 頭皮の血行不良

これらの要因は個別独立したものもありますが、それぞれお互いに関係し合うものもあります。

例えば、慢性的なストレスは頭皮の血行不良の原因でもあるのですが、

そのストレスの原因になるのが、産後の栄養不足、睡眠不足、または食生活の乱れだったりします。

また、ストレスは広範囲で、日々の様々な生活局面で意識的または無意識のうちに発生します。

そして、ストレスは体や肌を酸化させる活性酸素の発生源だということも覚えておきましょう。

今日のテーマは紫外線と白髪ですから、そこにフォーカスしてみてみましょう。

それから、紫外線のお肌への影響についてこちらの記事もぜひ読んで下さい。

紫外線による髪への影響

毛髪は、最初に毛根で生まれた時にはみんな色がついていない状態です。

成長過程で色素細胞が作り出すメラニン色素が髪の内部に取り込まれて黒髪へと変化します。

メラニン色素を生成するにはシロチナーゼという酵素が必要です。

しかし、このシロチナーゼはストレスに弱くストレスを受けると正常に機能しなくなります。

紫外線も私たちの身体に大きなストレスで、紫外線を浴びると大量の活性酸素が発生します。

つまり、紫外線により大量の活性酸素が発生し酵素シロチナーゼが正常に機能しなくなり

メラニン色素の生成に影響を与えるので、発毛しても黒い髪にならないのです。

生え際と分け目

それでは、紫外線の影響を知る上で、ちょっとここで白髪は頭部のどの部分で目立つか考えて見ましょう。

男性の頭髪は側頭部が短いですね、刈り上げている人もいます。

そして前頭部や頭頂部の髪は比較的長いです。

白髪のある方はもみ上げ部分やこめかみ、耳の周りなど側頭部の方で目立っていませんか?

側頭部の髪の短い部分は黒々としていて、頭頂部の長い髪が白くなった人はあまり見ませんね。

これは髪の毛が短いとブロックが薄くなり紫外線が皮膚に当たりやすいからだと考えられます。

紫外線に直撃される額の周りの生え際や分け目、つむじ部分にも同じことが言えそうです。

以上のようなことから、科学的ではないにせよ紫外線は白髪の原因の一つではないかと推測されます。

頭皮・毛髪のための紫外線対策

さて、原因がわかれば対策、これは基本ですね。

紫外線対策は浴びないことが一番ですが、日常生活ではどうしても紫外線を浴びてしまいます。

また、紫外線はビタミンDを生成したり精神安定ホルモンを分泌させるので、

紫外線を浴びないわけにはいきませんが、浴びた後の正しいケアで白髪の予防を期待できます。

顔の肌を紫外線ケアすると同じです。ここでは肌を頭皮に置き換えて説明します。

注目するポイントは保湿と抗酸化

まず、紫外線は大きく分けてUV-AとUV-Bの二つがあります。

UV-Aは浸透力が高く雲も透過するので曇りの日でも影響を受け、頭皮の奥まで浸透します。

そして三大美肌成分の真皮層のコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンにダメージを与えます。

紫外線を浴びると、頭皮の表面に近い部分は乾燥肌となり、ターンオーバー機能を乱します

また、真皮層の美肌成分がダメージを受け保湿力が低下し頭皮のハリや柔軟性が失われます。

さらに、紫外線を浴びると頭皮の中で大量の活性酸素が発生し頭皮の酸化が起こります。

このため、シワやたるみといった老化現象が起こります。

頭皮を保湿し、活性酸素の活動を抑えることが紫外線のダメージを防ぐことだとわかりますね。

頭皮の保湿

保湿の基本は、十分な量のコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンを真皮層に蓄えることです。

しかし、これらの成分は分子が大きくて化粧品などを頭皮に塗布しても真皮層まで届きません。

 

真皮層で生成するしかないのです。

その生成を行うのが線維芽細胞(せんいがさいぼう)と呼ばれるものです。

実は線維芽細胞も紫外線にさらされると萎縮すると言われています。

萎縮した線維芽細胞の機能を回復し増長させる事でコラーゲンなどの保湿成分が生成されるのです。

 

そして、皮膚への浸透性の高い幹細胞エキスプラセンタエキスは真皮層まで届き線維芽細胞を活性化します。

というわけで、幹細胞エキスやプラセンタエキスを配合した化粧水などで頭皮を保湿しましょう。

活性酸素対策

紫外線が原因で発生する活性酸素は頭皮の細胞を酸化して破壊していきます。

この活性酸素の動きを抑えることができれば細胞が元気に保たれるということです。

紫外線と白髪の関係についてはこちらの記事も参照してください。

 

そのための一つの方法は抗酸化作用」のある栄養素(物質)を体内に取り入れるということです。

ビタミン、ミネラル、ファイトケミカルスなどの栄養素です。食事やサプリメントで補いましょう。

また、肌や頭皮について言えば、抗酸化作用が認められた成分配合の化粧水などがお勧めです。

抗酸化作用が認められた化粧品原料はたくさんあります。一部紹介します。

例えば、

  • プラセンタエキス
  • リンゴ果実培養細胞エキス
  • 大豆種子エキス
  • トコフェノール
  • ビタミンC 
  • ユビキノン
  • ローズマリー葉エキス
  • センチフォリアバラ花水
  • レモン果実エキス
  • ホホバオイル
  • マグワ根皮エキス
  • 水添レシチン
  • サッカロミセスセレビシアエエキス

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか。

  • 日常生活で避けて通れない紫外線のダメージ
  • 白髪もその原因の一つは紫外線

歳だと思って諦めてはいけません、日頃の頭皮ケアで対応できます。

A 頭皮の保湿機能を維持する……難しく考えないで顔の肌と同じように保湿ケアする

B 活性酸素対策……抗酸化作用のある栄養素を摂ったり、塗布する

最後に、このAとB両方をカバーする「頭皮ケア」アイテムをご紹介します。


「美髪は健康な頭皮に宿る」をコンセプトに開発された養毛剤配合のスカルプセラム(頭皮美容液)です。美容液成分として、国産豚プラセンタエキスリンゴ酸幹細胞エキス、その他5つの保湿成分を配合。養毛成分として、センブリエキス、アカヤジオウ根エキス、ピディオキシジルなどの血行促進・毛根刺激作用成分を配合しています。

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