え、こんなところにシミ〜 😥 ! コンシーラーで隠さないと・・・。
目もと口もとのプヨプヨはむくみ、それともたるみ・・・ 😥 ?
顔色がくすんで化粧乗りもよくないのはずっと忙しかったせいね。
乾燥しないように、洗顔後は1秒でも早く化粧水をつけるようにしているんだけど・・・
40歳前後になると、ある時ふと気づく、肌の変調。
年齢による自然の摂理で誰しも避けて通れない道です。
今回は、頑張るアラフォー世代の夜更かしと肌荒れについて、ご紹介します。
ジレンマ〜休息のための夜更かしが肌荒れのもとに
仕事で責任が重くなったり、育児のまっ最中だったり、日々時間に追われるアラフォー女性。
在宅ワークにしても、家事や子供のことで集中できず作業が夜遅くにズレ込ことがしばしば。
結局ホット一息つけるのは深夜だけ・・・という人が少なくありません。
夜更かしが美容にも健康にもよくないことは百も承知でありながら、
1日の終わりにリラックスタイムを持つためには睡眠時間を削るしかないわけですね。
しかし、どんな理由であれ夜更かしは肌荒れのもとです。
シミ、たるみ、乾燥、シワ、くすみなど、肌トラブルの要因は少しずつ蓄積されていきます。
若いころから夜型で睡眠不足の生活を続けているなら、深刻の度合いは増すことに。
アラフォーになると肌を健康に保つチカラが減少し、じわじわと肌トラブルが現れます。
対処方法はありますが、できてしまったものを改善するより予防する方がずっと簡単です。
今問題が見当たらなくても早めの対策をおすすめします。
夜更かしで肌荒れするのはなぜ?
40歳前後からホルモン、細胞、自律神経など、カラダの各所で加齢による衰えが出てきます。
肌もそれまでとは違う様子になります。ズバリ、若々しさにかげりが見えてきますね。
加齢による肌荒れの原因は、夜更かしによる肌荒れの原因とほぼ同じです。
30代に入るころから真皮層の線維芽細胞が減少し始め、
40代になるとコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸がにわかに減少しはじめます。
ターンオーバーのサイクルも延び、20代で28日だったのが40代では45日になります。
ターンオーバーサイクルの幅は年齢×1.5とする説もあります。
要するに、アラフォーはさまざまな肌荒れの問題が浮上してくるお年ごろ。
不摂生をしなくても美肌が損なわれるところに、夜更かしはさらに加速をかけてしまいます。
では詳しく見ていきましょう。
睡眠中に活発化 肌を健やかに保つホルモン
私たちのカラダには睡眠中に肌を健康に保つために働いてくれるホルモンがあります。
しかし、夜更かしで睡眠不足になるとその機能が弱まるため、肌荒れが生じてしまうのです。
では、ホルモンと美肌の関係について知っておきましょう。
成長ホルモン |
大人の場合、成長ホルモンは心とカラダの疲れを解放し、組織の補修や老化を抑えるなどの働きがあります。肌の新陳代謝であるターンオーバーを促すのもこのホルモンです。分泌量のほとんどが午後10時~午前2時、なおかつ就寝してから最初の深睡眠時(寝入ってから30~60分後)に集中するといわれています。 |
メラトニン |
朝起きて太陽光にあたった後、15時間前後で眠くなるよう導いてくれます。ビタミンCやビタミンEより強い抗酸化力があるといわれ、老化を抑える働きがあります。また、成長ホルモンの分泌を促します。午前1時~3時に最大量が分泌されます。 |
コラーゲンなどの美肌成分をつくる線維芽細胞(せんいがさいぼう)
ホルモンとの関係で触れておきたいのが、真皮層で幹細胞から生み出される線維芽細胞です。
線維芽細胞は肌にハリを与えるコラーゲン、弾力を維持するエラスチン、うるおいをもたらすヒアルロン酸をつくり出します。
線維芽細胞が出す酵素には男性ホルモン(アンドロゲン)を女性ホルモン(エストロゲン)に変える作用があり、エストロゲンがコラーゲンの生成を促す働きをしています。
線維芽細胞は、肌の損傷部分に集まり大量のコラーゲンを作り肌の補修をサポートします。
夜更かしスマホも肌荒れの原因に
もうひとつ、現代の夜更かしと肌荒れの原因にブルーライトがあげられます。
一説によれば、スマホやテレビなどが発するブルーライトは紫外線に近い性質があり、
UVA波のように肌の真皮層に届いて線維芽細胞に損傷を与えたり、UVB波のように色素沈着を起こしてシミ・くすみの原因を作るともいわれています。
神経質になる必要はないですが、やはり寝る前にブルーライトを浴びるのはよくありません。
メラトニンの分泌量が減って寝つきが悪くなり、睡眠のリズムが狂うこともあるそうです。
特に、寝転んでスマホを見ると、顔と画面が近づくため、より強く影響を受けてしまいます。
夜更かしによる肌荒れにはどんなものがあるの?
ホルモンや線維芽細胞が正常に働けば老化が抑制され美肌が保たれるわけですが、
夜更かしで睡眠不足になるとホルモンバランスが崩れ、その機能が失われ肌荒れが生じます。
実際に何が起こるか詳しく見ていきましょう。
線維芽細胞の働きが弱くなってコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸が減少し、肌のハリやみずみずしさが失われます。さらに乾燥して皮膚が薄くなると、シワやたるみが出現します。 |
水分を保つチカラが低下し、肌のバリア機能が弱まって、表皮に異物が侵入しやすくなります。そのため、肌トラブルの発生が多くなります。 |
真皮の弾力低下に顔の筋力の衰えが重なり、脂肪や皮膚が下がり始めます。 |
ターンオーバー機能が低下してサイクルが遅れ、表皮に残る古い角質が肌荒れの原因となります。わかりやすい例では、日焼けの肌色や傷跡が消えにくかったり、シミが濃くなったりします。 |
自律神経にも影響があり、副交感神経(休息時に作用)より交感神経(活動時に作用)が優勢になります。交感神経には男性ホルモンを活性化する働きがあり、皮脂の分泌が過剰になるなど肌荒れの原因をつくります。 |
アラフォーの夜更かし肌荒れにおすすめの対策
では、アラフォー世代が良質な睡眠をとり、肌荒れを防ぐためのオススメ対策です。
夜更かしの生活習慣を見直す
まず、難しいとわかっていますがあえて今一度、生活の時間割を見直してみませんか。
午後9時台に寝れば睡眠から美肌に対する最大の恩恵を受けられることになります。
それが、難しければ午前2時までに少しでも長く睡眠をとりたいものです。
メラトニンの分泌量が多い午前1時~3時に深睡眠状態に入っているのがよいとされるので、
午前0時(24時)までに就寝していることが望ましく、睡眠の長さは7時間が理想といわれています。
夜更かしスマホをやめる
就寝1時間前にはスマホやPC、テレビを見ないようにしましょう。
ディスプレイにフィルターを貼って画面の明るさとともにブルーライトの量を抑えましょう。
ぬるめのお湯にゆっくり浸かる
深く眠るために、40度くらいのお湯で10分~15分、半身浴をするのがおすすめです。
深部体温が下がるタイミングで眠くなるので、就寝の1~2時間前に入浴するといいそうです。
顔の表情筋を鍛える
表情筋は真皮層の奥でつながっています。脂肪や皮膚が下がらないように表情筋を鍛えましょう。
口角を上げるように歯を見せて笑ってみたり、いろいろな表情をするといいようです。
マスクの下でこっそりできますが、フェイシャルヨガという選択肢もあります。
基礎化粧品で補う
アラフォーの肌荒れには迅速な対応も必要です。基礎化粧品でうるおいを補ってあげましょう。
肌荒れ予防・改善のために、まずは保湿がしっかりできる基礎化粧品を選びましょう。
さらに、線維芽細胞を活性化しメラニン排出など多くの美肌効果を期待できる、プラセンタ入り商品はオススメです。
プラセンタ商品を使っている方はきっとその浸透力に惹かれている方も多いでしょう。
コラーゲンなど3大美肌成分は分子が大きすぎて肌に塗っても真皮まで到達しません。
プラセンタは真皮まで届いて線維芽細胞を活性化すると言われています。
同じく線維芽細胞を活性化する幹細胞エキスやビタミンC(誘導体)やなどが含まれているものもオススメです。
ちなみに私もアラフォー、Sakura pinkというブランドの商品を愛用しています。
高品質の国産プラセンタがたっぷり含まれていて、アラフォーの美肌づくりに欠かせません。
プラセンタをもっと詳しく知りたいならこちらの記事も。
まとめ
いかがでしたか?
アラフォー世代において美肌のために眠りがいかに大切か、おわかりいただければ幸いです。
- できるだけ夜更かし、しない!
- 寝る前のスマホ、やらない!
- 毎日のスキンケアを怠らない!
老化を抑えてくれるホルモンを味方につけて、10年後も肌荒れ知らずの美魔女になりましょう。