化粧水や美白クリームなどで毎日肌ケアしてるけど、なんとなく乾燥やうるおいが足りないなどの保湿不足を感じてはいませんか?
そんなお悩みに答えるために、今回の記事では、
- 肌のバリア機能
- 保湿アイテムの選び方
- 正しいスキンケアの方法
について詳しく説明していきます。
ぜひ今回の記事を参考にして、乾燥に負けないうるおい美肌を手に入れてくださいね!
保湿ケアがイマイチな原因って何?
「ちゃんと保湿しているのに、肌のうるおいが微妙…」
と悩んでいる方は、基本からスキンケアを見直していきましょう!
自分では良いと思って行っている肌ケアが、実は肌のうるおい不足の原因になっていた、なんてこともあるんです。
ではまず、肌の保湿の仕組みを確認していきましょう!
肌の保湿の仕組み
まず肌のうるおいに深く関わっているのが、肌の表面にある「角質層」という部分とその奥にある「真皮層」になります。
今回は角質層について詳しくみていきます。真皮層についてはこちらをみてくださいね。
表皮にある角質層は「角質細胞」と「(角質)細胞間脂質」で構成されています。それを覆っているのが「皮脂膜」です。
角質細胞の中には天然保湿因子NMF(Natural Moisturising Factor)があります。細胞間脂質はほとんどセラミドで構成されています。大雑把にいうと、細胞間脂質=セラミドです。
NMFもセラミドも肌が生まれ変わるの過程(ターンオーバー)で生まれます。
角質層には肌のバリア機能があります。紫外線などの外部刺激から肌を守り、内部の水分が蒸発しないようキープする機能です。
セラミドやNMFなどがバランスよくたっぷりと角質層にキープされ、バリア機能が働く事がうるおい肌を手に入れる鍵になります。
では次に角質層のケアについて説明します。
ポイントは2つ、、、
- 保湿成分が配合されたスキンケア化粧品を使うこと
- 毎日のスキンケアを効果が出る正しいやり方ですること
うるおい肌を叶える保湿アイテム選び
3大保湿因子は、加齢や間違ったスキンケアなどによってその機能が低下するので、それぞれの保湿因子を構成する成分を補ってやる必要があります。
では早速、自分にぴったり合う保湿アイテムの選び方をご紹介していきますね!
保湿力の優れた成分に注目する
うるおい美肌を保つためには、成分をしっかり確認し、保湿力に優れたアイテムを選ぶようにしましょう。
保湿成分にはいくつかの種類がありますが、3大保湿因子を構成する成分が配合されていることがポイントです。
- アミノ酸
(天然保湿因子と類似した成分:ローヤルゼリーエキスやダイズ種子エキスなどに含まれる) - セラミド
(細胞間脂質と類似した成分) - スクワラン
(皮脂膜と類似した成分)
これらの他にも、グリセリン、BG (ブチレングリコール)、センチ
これらの成分がほぼ全部入って、さらに多くの美容効果がある国産プラセンタも配合したイチオシの美容クリームがこれ!
この商品の全成分表示(青は保湿成分):水、スクワラン、グリセリン、BG (ブチレングリコール)、センチ
自分の肌タイプに合った保湿アイテムを選ぶ
まずは、自分の現在の肌タイプを確認してください。
肌タイプは、皮脂量・水分量バランスによって4つに分類され、自分の肌タイプに合ったスキンケアアイテムを使うことで、より効果的な保湿ケアができます。
(皮脂が少なく水分が多い・美白やシワ対策などの美容液がおすすめ)
・乾燥肌
(皮脂も水分も少ない・水分油分が配合された高保湿アイテムがおすすめ)
・脂性肌
(皮脂も水分も多い・油分を調整するビタミンC誘導体配合のアイテムがおすすめ)
・混合肌
(皮脂が多く水分が少ない・うるおいを与えるべたつかないアイテムがおすすめ)
保湿効果を高めるスキンケア方法
毎日のスキンケアは時間もかかり結構大変ですが、効果が見えてくると中々楽しいものです。
何事も効果を出すには正しいやり方というものがあります。スキンケアも同じですね。
ここからは、肌をしっかりうるおわせる正しいスキンケア方法をご紹介していきます。
スキンケアの基本的な内容ですが、保湿力を高める大事なポイントなので、ぜひチェックしてくださいね!
保湿アイテムの正しい使い方
化粧品のなかには、メイク落とし・化粧水・美白クリームなど、さまざまなアイテムがありますが、それらを「正しい方法で使えているか」をまず確認しましょう。
そのアイテムごとに役割が異なっているので、次のような正しい方法で使用すれば、効果を最大限に引き出すことができますよ!
① メイク落とし
(クレンジングオイルは必要な皮脂を奪うので、ミルク・ジェルタイプがおすすめ)
② 洗顔料
(低刺激性の洗顔料を選ぶ・よく泡立てて、32℃くらいのぬるま湯で洗う)
③ 化粧水
(使用後は蒸発しやすいので、時間を置かないで次のアイテムを使う)
④ 美容液
(自分の肌悩みに合った美容液を使う)
⑤ 乳液・美白クリーム
(高い保湿力を求めるなら、乳液よりクリームが最適)
スキンケアアイテムをまんべんなく塗るには?
化粧水などのアイテムを使用する際は、「ムラなく顔全体に塗る」ことも大切です◎
案外、髪の生え際などは塗り残しやすく、乾燥が広がってしまう原因になってしまいます。
そのため、次のようにして塗り残し等を防ぎましょう!
≪スキンケアアイテムをムラなく塗るコツ≫
*目元・口元は乾燥しやすいので、重ね塗りする
*コットンの繊維は、刺激になりやすいので塗る時は手のひらを使う
これらのスキンケアアイテムを使用する際には、塗り残しがないか鏡を見てチェックしましょう。
NG スキンケア
最後はNG集、間違ったスキンケアです。
① 化粧水の付けすぎ!
(シートマスクを長時間張っている)
☞角質層へ浸透できない余分となった水分が、元々ある肌の水分と一緒に蒸発してしまうから
② 化粧水のみ使用。クリームや乳液は使わない
☞油分(クリームや乳液)でフタをしないことで、与えた水分が蒸発してしまう
③ 洗顔のしすぎ!
(ピーリング剤などを使う)
☞角質層にダメージを与えてしまい、保湿成分が減少してしまう
こんなことをすると、時間とお金の無駄になるばかりでなく肌にダメージを与えてしまいますので、注意してくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の記事では、うるおい肌を叶える正しい保湿ケア&方法をご紹介してきました。
ポイントは、
- 角質層のバリア機能を理解して、
- 3大保湿因子を構成する成分配合のアイテムを選び、
- 正しい方法でスキンケアをおこなう
ということです。
今日からぜひ正しい保湿ケアを実践していき、うるおい美肌を目指していきましょうね!